
旦那の態度にイライラ! マイナス感情をスッキリリセットして、自由自在に「感じたい感情をつくる」には?
こんにちは。n Tech(認識技術)セミナー講師の岡山です。
みなさんは「感情」と上手に付き合えていますか?どんなに明るく振る舞っている人でも、マイナス感情を抱いたことがない人はいないのではないでしょうか?
日本人はとかく感情に対してネガティブなイメージを持たれる方が多いので、表向きに感情について話す機会はなかなかないかもしれません。
しかし、こちらのブログにも多くいただいている質問が「感情について」です。
かくいう私も「顔は笑っているけれど、内心はマイナス感情まみれ」という矛盾を抱えていました。自分がつくりだした感情なのに、自分がそれに振り回されているなんて情けない…と、さらにマイナス感情が襲う無限ループ。
それは分かるけどどうしても振り払えない!自由になれない!と、もがき続けて30年。
今回は内心、誰もが困っているであろう「感情」との付き合い方についてNohさんにうかがいたいと思います。
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- 岡山
- 本日は読者の方からのご相談についてお聞きします。よろしくお願いします。
- Noh
- はい、よろしくお願いします。
【相談内容】
こんにちは。私は主人と5歳の娘との3人暮らしで、夫婦で共働きをしています。
結婚当初は、家事や育児を主人と分担していましたが、1年ほど前の主人の転職を機に暮らしが一変。それから日々イライラが募り困っています。
というのも、主人は転職してから、家事も育児も私1人に任せっきりになったのです。
初めは「新しい職場に慣れるのが大変なのかな…」と、不満をぶつけず我慢しましたが、時が経つにつれ「なんで私ばかりが!」とイライラが募りだしました。
このままではいけない、話し合おう!とするのですが「忙しい。眠い。また今度。」と、かわされ続けるため、一向にイライラがおさまらずりません。
ついには些細なことにもイライラし、娘に八つ当たりしてしまう始末。
そんな自分のダメさ加減に情けなくなり、どうしようもありません。
そもそも感情とは何なのでしょう?
どうしたら振り回されずにスッキリ生きられるのか?をお聞きしたいです。
- 岡山
- 相談者さんのようなケースは多いですよね。
私自身も似たような相談をよく受けるのですが、今回は相談者さんの立場になって、Nohさんにお話をうかがいたいと思います。Nohさん、感情から自由になって、スッキリした心で人生を楽しめるようになるためにはどうしたらよいですか?
- Noh
- 感情に悩まされている方は本当に多いですね。
その感情から自由になるためには、
・そもそも感情とは何か?
・なんのために自己否定やマイナス感情があるのか?その必要性とは?
・どうしたら自由になれるのか?
という基本的な「感情が生まれる仕組み」の理解から始めないとですね。
- 岡山
- なるほど!感情が生まれる仕組みですか。
でも、仕組みが重要というのはうなずけますが「マイナス感情の必要性」についてはピンときません。むしろ、無いほうがラクじゃないかと思ってしまいますが、本当に必要ですか?
- Noh
- そうですね。マイナス感情や自己否定は厄介なものと捉えられがちなので、岡山さんの意見も分かります。
ですがこれには大きなヒミツが隠されているのですよ。
- 岡山
- どういうことでしょう?
- Noh
- (笑)それでは「マイナス感情の必要性」の話をする前に、まず「なぜマイナス感情が止まらないのか」をみてみましょう。
なぜマイナス感情・自己否定が止まらないのか?
- Noh
- 人間は誰でも自己否定をします。
どんなにポジティブで自己肯定感があふれる人でも、自己否定を必ず通過するのです。なぜなら、自己否定は「人間ゲームにおける宇宙の初期セッティング」だからです。
- 岡山
- 誰でも自己否定するようにできているということですか?
- Noh
- そうです。
むしろ、自己否定を「しない人・できない人・みない人」は、人間ゲームの第1のゴールが遅くなります。
自己否定は良くないものではなく「進化の証」です。
- 岡山
- と言いますと?
- Noh
- 自己否定をして鬱になったり、自殺したりするイヌやネコを見たことはありますか?
ないですよね。これらは人間だけの特権。動物や植物にはできません。
- 岡山
- そもそも鬱や自殺なんてないほうがいいと思っていたので、イヌやネコが羨ましく思ったこともありましたが、特権というからには何かヒミツがありそうですね。
- Noh
- そうです。
否定行為は一見すると人間を苦しめるもののようですが、“もっと大きくなりたい!新しい自分と出会いたい!”という本心の表れ。
“自分はこんなもんじゃない!もっとできる!”という心の叫びであり、メッセージなのです。
- 岡山
- なるほど!
「否定を通して新しい自分になれ!」ということなのですね。確かに、身の回りの生活用品ひとつとっても、『固定電話じゃ不便だ!』と否定した人が携帯電話を発明したように、すべて否定によって進化していますね。
- Noh
- その通り。すべては否定を通して進化を遂げています。
あとひとつ、人間と動物とは大きな違いがあって、これも自己否定とつながります。例えば牛や馬は生まれてすぐ、自分の足で立って歩くこともできるし、食べることもできます。
ですが人間は立つことも食べることもできませんよね。なぜだと思いますか?
- 岡山
- あまり考えたことがありませんでしたが、確かに人間は他の動物よりも随分と未熟な状態で生まれてきますね…。
- Noh
- その「未熟」に大きなヒミツがあるんです。
未熟は「伸びしろが多い=可能性を秘めている」とも言えますが、それ以上に大切なキーワードが隠されています。
それは「チームプレー、社会性、関係性を育てたい」という意志の表れなのです。
- 岡山
- もう少し詳しく教えてください。
- Noh
- 生まれたての人間の赤ちゃんは超未熟なので放置していたら死んでしまいます。だから誰かとの関わりが必要です。
その関わりを通して関係性を育んでいるのです。人間の進化の本質は「体が進化する」ことではなく、「チームプレー、社会性の増大」です。
動物との大きな差別性がここにあります。
- 岡山
- 動物にはできない進化を遂げることが人間の役割ということですか?
- Noh
- そうです。ですがそのことを人間は知らなかったので、未熟であることに価値を見出せませんでした。
そのため、未熟状態の赤ちゃんは、無意識の奥深いところで自己否定をするようになります。
「周りの大人たちは自分でなんでもできる…。でも自分は何もできない!だから自分はダメなんだ!」と。
- 岡山
- 言われてみればそうかもしれません。
私も物心ついた頃には、すでに周りと比べて自分は何もできない…と自己否定していたことを思い出しました。
- Noh
- そうなんです。
自分でも気づかないまま「勝手な思い込み」で自己否定を決め込みます。
およそ0~12歳で「ダメな私」をつくりあげますね。そのダメな私をベースにして、考え・感情・言葉・行動・人間関係を繰り返しますが、ベースの判断が未熟かつ不完全なので、マイナス感情に支配されてうまくいかず「やっぱり私はダメなんだ」と、自己否定を強化します。
ですから「マイナス感情を止めたくても止まらない!」という現象が続くのです。
- 岡山
- 悪循環ですね(泣)
- Noh
- そう思うでしょう?
でもこれが必要なプロセスなのです。人間ゲームにおいては…。
多様な感情が生まれる、その源とは?
- Noh
- 驚くかもしれませんが、人間は138憶年間ずーっとこれを繰り返しているんですよ!
- 岡山
- まさか、生まれる前からずっと続けているということですか?!
- Noh
- その通り!
カルマや輪廻転生という言葉を耳にしたことがあるかと思いますが、まさしくそのことです。
- 岡山
- 輪廻転生って本当にあるんですか?
- Noh
- ありますよ。
死んでから輪廻転生すると思うかもしれませんが、生きている間も輪廻しているんです。同じ考えや感情、行動を繰り返したりするでしょう?それ自体も輪廻なんですよ。
生きている間も死んでからもずっと繰り返しているんです。
- 岡山
- なんだかとても苦しくなってきました。
逃げ場がないような…。
- Noh
- そうでしょう(笑)
138憶年間、いくら繰り返しても脱出できない苦しさ。それが強烈な絶望や怒りとなり、1人ひとりの中にマグマとして存在しています。
つまり誰もが奥底に「怒り」を持っているのです。そして、その怒りを外に爆発したのが感情です。
このように、生まれてくる多様な感情は「怒り」の変異体なのです。
- 岡山
- 感情の親分は「怒り」でしたか!
でもまだ分かりません…。
なぜ、138憶年間、怒りながらマイナス感情や自己否定を繰り返すのですか?
人間ゲームにおける宇宙の初期セッティングとは何か?
- Noh
- nTechは、無から有が生まれる仕組みを語る未来技術です。
人間の脳は無を認識できず、有だけを認識します。源泉的な動き(無・心:原因)が、エネルギーを生み出し(エネルギー:過程)、それを人間の脳がとらえて存在化(有・物質:結果)するので、人間が思う現実は、原因ではなく結果です。
言い換えれば、体感覚を使って結果だけを見るoutput感覚、Result感覚に支配されているのが人間です。これをshallow(浅い)システムと呼んでいます。
- 岡山
- 人間のディープラーニングの記事にそうありましたね。
(詳しくはコチラ⇒AI時代を楽しめる!知識生産を劇的に変える“人間のディープラーニング”)
- Noh
- ですから人間は、原因と過程を無視し、結果しか認識しません。
要は「人間ゲーム」の全体像、ルールを知らないのです。
- 岡山
- ゲームのルールを知らないのは致命的ですね。マイナス感情の奴隷のようになって苦労しているなんて。
- Noh
- おっしゃる通りです。
ゲームのルールを知らないのですからゲームの中でもがきます。人間ゲームの1段階のゴールは、エネルギーの服を脱いで、エネルギーの源(無・心)に戻ること。
それを知らずに、やみくもにエネルギーの服を脱ごうとしますが、それがマイナス感情や自己否定の蓄積となるのです。そもそもエネルギーは本質的に矛盾をはらんでいます。
というのも、エネルギーの動きが「粒子であり、波動であり」という矛盾の動きだからです。
なので「矛盾をなくしたい!エネルギーの服を脱ぎたい!」とエネルギーの源泉(無・心)を探すのです。
- 岡山
- エネルギーの服を脱げなくて苦しいのが、怒りをベースとしたマイナス感情や自己否定なのですね。
- Noh
- はい。それで「もう無理だ!」と本気で感情を爆発してエネルギーの服を脱いでエネルギーの源に戻ったとき、ゲームの全体像が観え、なぜエネルギーの服が必要だったのか分かるようになるのです。(詳しくはindustry5.0セミナー)
そのとき宇宙の初期セッティングが納得でき、許せなかった感情、自分を縛っていた感情が、さーっと雪解けのように自然にとけていくのです。
ですからマイナス感情や自己否定は、一時的には酷い!イヤだ!と思うかもしれませんが、実はその強烈な自己否定が原動力となって服を脱げるようになるのです。
つまり自己否定は知恵の塊、愛の塊なのです。
- 岡山
- 相談者さんの旦那さんに対するイライラも、実は愛の塊だったんですね!
雪解けのように感情が自然とすーっと消える感覚はとても気持ちがよさそうです。スッキリ解放された後はどうなるのですか?
自分が感じたい感情を感じることができる「感情の設計士」へ
- Noh
- スッキリ解放された後は、今度は自分が自分のゲームを設計できるようになりますよ!
つまり、宇宙の初期セッティング、ゲームの全体像が分かるので、原因も過程も結果も丸見え。
仕組みをつかって思った通りに設計するのです。
- 岡山
- 感情を自分でつくれるのですか?
- Noh
- 自由自在ですよ。
感じたい感情を自分がつくりだすのは当たり前です。私がそうです(笑)
これまでのように、機械的条件反射で衝動的にマイナス感情が出ることがなくなります。むしろ源泉的な動き(原因)とつながることで、宇宙のロゴスにそって自動的に(機械的条件反射的に)でWin Win , All-Winの感情がつくれ、エネルギー手術ができるのです。
- 岡山
- 機械的条件反射的にというのは、「自然に起こる」と考えていいですか?
それは素晴らしいですね!
- Noh
- いいでしょう(笑)
それだけではなく、同じように自己否定やマイナス感情で苦しんでいる人たちに感情手術をすることでそこから解放させることができます。ですから新しい関係構築もできるし、結果的に誰もがエネルギーの源泉である心に到達できるようになるのです。
宇宙の初期セッティングが分かって、スッキリワクワクの尊厳関係へと手術できる感情設計士は、これからの時代に必要なお医者さんですよ。
- 岡山
- まさしくこの時代に必要とされる仕事ですね!
相談者さんも、この仕事を通して自分や周りの人の感情手術ができるようになったら、旦那さんとも尊厳関係が結べますね。Nohさん、ありがとうございました!
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いかがでしたか?
感情に溺れることなく、感情が生まれる仕組みを分かってそれを自由自在に使う時代がきていますね。
AI時代、ますます情報が多くなり、考え感情に潰される人が増える中、ぜひnTechで感情手術のできる感情設計士になってみてはいかがですか?
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(2)Industry5.0セミナー