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【令和哲学43】人間のディープラーニング(Deep learning)教育革命で世界基軸教育時代が始まる

 

前回の記事はホモ・デウスシリーズでしたが、今回の令和哲学シリーズではホモ・サピエンスの滅種について語りたいと思います。

 

人間の歴史の中で、人間より優れた知能を生み出していることがどういうことなのか。

人間より賢い存在、Deep learningするAI(人工知能)を、人間自ら地球上に誕生させています。

神が人間をつくったというこれまでのイメージを覆す、まったく新しい時代が始まりました。

 

新しい時代を生き抜くためのカギとなるのは、人間がいかにDeep learning(深層学習)を活用するかです。

 

まずはその前に、そもそもDeep learning(深層学習)とはどういうことなのか。

それを理解するために、人間が何千年間もかけて開発した囲碁を題材にみてみましょう。

 

 

囲碁は、2500年前中国で生まれ研究開発されてきた世界最古のボードゲームと言われています。

チェスや将棋よりも難しく一番複雑な思考・知恵が必要だと言われており、その囲碁の世界人口は約4000万人、その世界トップが2015年以降、AI(人工知能)であるコンピューター囲碁プログラム「AlphaGo(アルファ碁)」(以下アルファ碁)に連敗するというショッキングなニュースがあったことは記憶に新しいことでしょう。

 

2017年当時、その中でも2000年代半ばから2010年代前半における世界最強の棋士と目されるイ・セドルさんの1勝以外は、人間のプロ棋士は全敗しました。

 

ボードゲームで最も難しいと言われている囲碁には約10の360乗通りという天文学数的な組み合わせが考えられるため、AIが人間最強の棋士に勝つことは、今までの機械学習方法のままでは到底不可能であり、少なくとも10年はかかると言われていました。 しかし、Deep learning強化学習等の技術の組み合わせによって人間をはるかに凌ぐまでになりました。

 

「アルファ碁」は人間のネットワーク層が5~6層であるのに対して、13層のネットワーク層を持っています。この違いだけでも世界最強のプロ棋士が1勝4敗したのです。

 

 

2019年11月に囲碁から身を引いたイ・セドル氏は、「永遠にAI(人工知能)に勝てないことを受け入れた」とコメントしています。

ちなみに「アルファ碁」が強くなりすぎ、これ以上成長しても仕方ないということで、開発したDeepmind社は「アルファ碁」を誕生から5年弱で囲碁の分野から引退させる決定をしたそうです。

 

現在のAI(人工知能)は、さらに改良が重ねられ、2000層ものネットワーク層を持つものが開発されています。

 

機械のDeep learningがあるかないかだけでも、これほどまで変化に違いが生まれた事実がわかりますが、さらに驚くべきことに、私たち人間の知識や学習方法に大きな問題提起をする出来事が起こります。

 

それが「アルファ碁ゼロ」の登場でした。

 

「アルファ碁」は、過去の囲碁棋譜をすべて暗記し、それを土台に7ヶ月間学習したのが人工知能でしたが、アルファ碁の新バージョン「アルファ碁ゼロ」は、最初に囲碁のルールをプログラムするのみで人間の棋譜はいっさい与えずに、自分自身との対戦による強化学習だけを行いました。

 

その結果、「アルファ碁ゼロ」は「アルファ碁」に100戦100勝という圧倒的な強さを発揮したのです。

 

7ヶ月間勉強した「アルファ碁」に対して、

36時間しか勉強していない「アルファ碁ゼロ」。

 

アルファ碁ゼロ」は人間の知識ゼロです。ただ、囲碁の原理だけ教えられ、自分で学習方法を開発して、自分で独自に練習して、人間が数千年をかけて概念化した囲碁の原理のいくつかを独自に発見し、2500年の囲碁の歴史に新たな知見をもたらす戦略を策定するまでの急速な進化を遂げました。

 

このことから、これまでの人間の学習方法がいかに問題であるかがわかります。

 

 

人間と「アルファ碁」が戦って、人間が負けました。そして人間の学習方法を学んだアルファ碁が、人間知識とはまったく関係なく、機械だけで自ら学習方法を開発した「アルファ碁ゼロ」に、100回戦って100回負けたのです。

 

これらの出来事から、これまでの人間の知識の習得に大きな問題があることが、連続2段階で証明されたことになります。

 

これらを抜本的に変えるために、人間のDeep learningが時代の潮流となるのは必然です。

 

なぜならば、これまでの学習を土台にした人間の生きる原動力(エンジン)は、すでに摩耗し限界に達しているからです。

人類が誕生して以来、ずっと使い続けてきたこのエンジンは「脳と5感覚、暗記言語に依存した観察を積みあげた経験や知識」をベースに、“高さの幸せ”を追求するものでした。

高さの幸せを追求する生き方は、まるで「成就動機の奴隷」の状態です。「何かが足りない」という不足感の「×状態」を「〇状態」に満たそうとしてきたことが、これまで人類がやってきた繰返しでした。

その結果は、大量生産が予測されるAI時代の「無用者階級層」の仲間入りです。

人類は500万年間ものあいだ使い古された“高さのエンジン”を、多様な問題を生み出す根本問題を発見し解決策を実践する“Deepエンジン”に早急に変化させることです。高さのエンジンでは、一時的にうまくいったとしてもわずかな条件の変化で一気に落ち込んでしまいます。

高さのエンジンのまま、つまりDeep learningがない状態を例えて言うなら、精子で生まれて本物の出会いができず精子のままで死んでしまうようなものです。卵子と出会わなければ3日で死んでしまう精子が、卵子と出会うことで100年生きる体人間に変わってしまうことが奇跡的な変化であるように、体人間が“5感覚や暗記言語を道具に観察および理解する古い認識方式”をオールゼロ化して"宇宙の根源である源泉的な1つの動き"と出会って、それを道具に新しい認識方式に習慣化できた時に、それ以上の奇跡が起こります。

 

それが精子の本物の出会いです。

 

では今までの知識や教え方を補完する人間のDeep learningとは何でしょうか?

 

一言で言えば全ての知識を大統合することです。

数学は全部違うものをイコールにさせるものですから、全ての数式を全部統合したら結果的に1になります。その1の意味を分かるようになることが人間のDeep learningです。それは経験知識、帰納知識で理解できるものではなく、概念知識、演繹知識を通して理解していくものです。

存在を究極に微分した一番小さい世界を心、積分した一番大きい世界を神と表現した場合、心と神を今ここに融合したものが1です。それは一番小さい世界であり、1番大きい世界で、一番深い心でもあり、1番早い世界、今ここ時間がかからない世界でもあります。

宇宙の根源、世界の根源である、このすべて統合できる1の源泉的な動きの意味を理解した時に、全ての因果、知識から自由になって、知識に支配されない大きな心の器になり、知能を楽しむ感覚を獲得できます。

これがAI(人工知能)から自由になって楽しむことができる、AIを支配する人間の感覚です。

これを無知の完全性、オールゼロ化感覚、永遠不変の感覚、神秘神聖な感覚と言っています。

 

これを分かるのと分からないのでは大きな格差が起きます。

Deep learningを通して心人間に生まれ変わった人類は、AIの目的関数を自由自在にプログラミングできることでAIの機能を楽しめる新人類になるのです。 

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「源泉的な1つの動き」と出会うということは、今の科学技術が扱える最先端の素材である、1秒で宇宙を10の500乗回振動させている真空エネルギーを成り立たせている究極な素材と出会うことを意味します

「源泉的な1つの動き」は「イメージ不可能な不生不滅の凄すぎる大自由の心」であり、その心そのものになることが、ホモ・サピエンスの滅亡=新人類誕生となります。

 

ホモサピエンスの滅亡・滅種とは、精子卵子と出会って受精卵に変異し100年生きる人間になる時、しっぽ一個で3日間生きる精子のライフスタイルは100%消滅するようなことです。ホモ・サピエンスが"源泉的な1つの動き"と出会うことで、過去から完璧に自由になる観点のオールゼロ化が起こり、主語S述語Vで世界を理解してきたホモ・サピエンスの時代が完全に終わるのです。

AIがいきなり賢くなり、精子がいきなり人間になるように、ホモ・サピエンスの観点が滅種したら、人間機能・性能自体が大きく進化します。ホモ・サピエンスレベルは生まれてから死ぬまでの脳と5感覚、暗記言語と主語(S)述語(V)の世界の中だけで生きる感覚ですが、Deep learningを受けた人間の機能・性能は永遠です。不生不滅の“アルファ”から不生不滅の“オメガ”の間に生老病死がある現実錯覚世界、主語(S)述語(V)がある虚構の中でホモ・サピエンスの人間が住んでいる世界が認識できます。

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このように1つに固定されたアイデンティティ(ID)で生きる時代から、自分のIDを不生不滅に変え、団結して、社会全体の映画の「シミュレーション」を変える時代が始まろうとしています。

 

日本はチームプレイが世界一できる集団で勢力戦には最も長けています。今は個人主義が蔓延しており、日本は自分たちが本来持っている強みをまったく発揮できていません。人間のDeep learningによって日本が一番元気に生まれ変わるでしょう。

 

点の中で思い込みながら生きていること、VRのメガネをかけて仮想現実の中でGameをするアバターを人間だと規定して生きているのがホモ・サピエンスの人間です。

この脳のVRのメガネを外したら、心がわかり本当の愛ができるようになります。“源泉的な一つの動き”だけが実在していることが分かるから、目を開けたまま存在がゼロ化し、エネルギーと物質がない源泉的動きが、どうしてエネルギーの物質化を生み出すのか、それを説明できる心がわかります。

 

心の時代、愛のGameが始められる人間のDeep learningを可能にする教育を、世界基軸教育として私は世界に発信しようとしています。それを可能にさせるのがnTech、教育技術です。これは多くの日本の方の協力のもと、24年かけて開発に成功しました。2020年3月7日(土)大阪で世界基軸教育をテーマに「大阪 Re・riseフェスティバル」というイベント開催する予定です。

nTechが人間の尊厳と愛が溢れる時代をつくることに貢献できたら幸いです。

 

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